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夏のご用心! かかとのガサガサ、もしかしたら水虫の可能性アリ!?

素敵なサンダルからのぞくかかと。白く粉をふいたようになっていませんか? 素足にサンダルやミュールを履くことが多い季節です。ペディキュアとコーディネートした足元は、夏のおしゃれの大切なポイント。特に、40〜50代は生足世代、日常生活で肌色ストッキングを履くことはまずないから、足元のお手入れはきちんとしている人が多いのではないでしょうか。

爪や指のメンテナンスはしていても、意外と見落としがちなのがかかとです。そもそもボディの乾燥が気になるのは冬の寒い時期。夏の間は乾燥しないと思いこんで、保湿ケアはつい手抜きしてしまいがちです。ところが、ふと気づくとかかとがカサカサしたり、硬くなったり、白く粉をふいたようになっていることも……。自分では見えにくい部分とはいえ、「素足を見せるにはちょっと……」な状態です。

 

実態調査! すべすべかかかとの人は結構少ない?

かかと水虫

そこで、電車のなかや駅、カフェなどで他人さまの足元を勝手にチェックさせていただきました。すべすべつるん、しっとりなめらかなかかとの人は、本当に少ないです。素足にサンダル姿のみなさん、カサカサしてたり、ゴワゴワしてたりしている人が多くいます。なかにはお正月すぎの鏡餅のように細かくひび割れているような強者も! もともと角層が厚いうえ、全体重を支えるかかとは、角質肥厚になりやすく、乾燥しやすいパーツです。夏でも、いや夏こそかかとの保湿ケアを啓蒙せねばと思ったところ、皮膚科医への取材中に意外な情報が入ってきました。「そのガサガサ、実はかかと水虫かも」という疑惑です。

 

女性のかかと水虫が急増中。ジムやサウナなどでも感染の恐れあり

かかと水虫

ブーツによるムレで女性に水虫が増えているというニュースが話題になったのは数年前のこと。水虫の原因は、「白癬菌(はくせんきん)」というカビの一種で、これはどこにでもいます。スポーツジムやサウナの床、居酒屋の畳、病院のスリッパなどなど、家族に水虫患者がいる場合は家の中にもいるので要注意!

ただし、白癬菌が付着しても24時間は感染しないといわれているので、きちんと洗えば防げます。かゆみや水疱、皮ムケなどの自覚症状があれば気づくのですが、清潔好きの女性の場合、水虫とは思わず放置することで、あらたな患者を増やしていることもあるそうです。特に、かかと水虫は痒みもほとんどなく、カサカサしたり、ゴワゴワと硬くなったり、白く粉をふいたようになったりと角質肥厚&乾燥ダメージとほぼ同じ症状。ですからまさか水虫とは思いませんね。

 

乾燥とかかと水虫の見分け方

かかと水虫

では、角質肥厚&乾燥とかかと水虫、見た目の違いはどこにあるのでしょうか? 症状が進めばひび割れなど明らかに乾燥ダメージとは異なってきますが、初期ではわかりにくいもの。見分けるには、保湿ケアをしてもガサガサや粉ふき状態が改善しないことがひとつの目安になります。

夜、お風呂上りにオイルや保湿クリームをたっぷり塗って寝ても、翌朝にはゴワつきやカサつきが気になるようなら、かかと水虫を疑ったほうがよいかもしれません。また、かかとがガサガサだからと軽石やヤスリで角質を削るケアを始める人も多いでしょう。事実、美容ページにはそんなお手入れ法が紹介されていますし。ところがかかと水虫にとっては、逆効果! 角質を傷つけることで白癬菌が入りやすい状態をつくってしまうことになるのでご用心。

 

皮膚科で検査をすればすぐわかる! 正しい治療で水虫を無くす方法

かかと水虫

かかと水虫かなと思ったら、自己流治療ではなく、皮膚科を受診すること。かかとの皮膚を取り、顕微鏡でみれば白癬菌がいるかいないかは即わかります。そして水虫の治療薬を処方してもらいます。かかと水虫にはクリーム状の薬が処方されることが多く、症状が重い場合は、飲み薬を使うこともあるそうです。飲み薬の場合は、定期的な血液検査も必要になります。

ご存知のように治りにくく、再発しやすいのが水虫。かかと水虫も同様です。軽いかかと水虫なら薬を塗り始めて10日くらいで症状が治まって来る人もいますが、最低でも1ヶ月から3ヶ月は薬を使い続けるとともに、常に清潔を保つようにすることが大切です。かかと水虫のある人は、指の間や爪にも水虫があることが多いので、同時にケアすることも必要です。具体的にはかかとだけでなく、足指の間や足裏、表側はくるぶしのあたりまで薬を塗りましょう。
今すぐはじめれば、1ヶ月後には、自信をもってサンダルが履けるようになります!

かかと水虫を撲滅する方法

  • 乾燥、ガサガサが気になったら疑ってみること
  • まず、皮膚科で検査
  • 薬はかかとだけでなく足全体に塗る
  • 1ヶ月から3ヶ月は治療を続ける
  • 再発予防に常に足の清潔を保つ
  • できれば家族も同時に治療する

近内 明子

この記事を書いた人

近内 明子

エディター・ライター
女性誌を中心に美容、ファッション、人物インタビューなど、広いジャンルに渡って編集&タイアップページの企画、構成、執筆を担当。美容雑誌『美的』(小学館)創刊時から契約編集者として美容ページを中心に、取材・構成・執筆を担当すると同時に、フリーランスの編集として書籍、ムック本、広告関係のカタログなどの制作にも携わる。2013年よりフリーランスのエディター・ライターへ。メイクアップ、スキンケア、ヘアケア、ダイエットやエクササイズ等、ジャンルを問わず活躍中。

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