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蚊に刺された跡がシミのようになって冬まで残っている

1.症状

炎症の跡が消えないのは老化のせい?

虫刺されの跡がなかなか消えない、特に歳を重ねるごとに虫に刺された跡が黒く変色し、シミのような状態になっている。また虫に刺された時に掻きむしってしまった傷跡がそのまま残っている。若い頃にはすぐに消えたのに、跡がなかなか消えなくなってきたら、それは肌の新陳代謝が低下しているというエイジングサインかもしれません。

 

2.原因

シミとなって現れる虫刺され跡

虫刺されによって跡が黒く残ってしまうのは、患部が炎症を起こしてメラノサイトを刺激することで、メラニンが作られてしまうためです。通常、メラニンは新陳代謝によって皮膚が生まれかわっていく過程で古い皮膚と一緒にアカとなって体外へ排出されます。この時点でメラニンがあった肌は本来の肌の色に戻りますが、皮膚が老化すると、細胞の活性が衰えてメラニンの排出スピードが遅くなり、色素が皮膚にたまりやすくなります。

 

3.放っておくと…

虫刺されがシミをつくる

通常、炎症性色素沈着は放っておいてもしだいに消えていきます。しかし、皮膚の炎症がひどかったり、色素沈着が真皮にまで達したりした場合は、消えなくなる場合があります。

 

4.対策

美白化粧品を虫刺され跡に

虫刺され跡を残さないためには、掻き傷を作らないこと。つまり、掻かないようにすることが重要です。もし跡が残ってしまったら、薬用美白化粧品で沈着してしまった部位をケアしましょう。炎症によるシミの原因は紫外線によるシミと同じメラニンですから、薬用美白化粧品をこまめに塗ることでケアが可能です。
また、紫外線を浴びるとシミの色が濃くなり、より目立ちやすくなるので要注意。

 

ケミカルピーリングで新陳代謝の衰えをフォロー

ケミカルピーリングとは、グリコール酸などの薬品を使って古い角質を化学的に溶かし、新しい皮膚の再生を促すという治療です。皮膚科などで、比較的手軽に治療を受けることができます。
ご自身でケアをする場合は、グリコール酸を含む石鹸などが市販されていますから、それらを試してみるのもよいでしょう。これらの石鹸は、治療で使用するグリコール酸よりはるかに薄い濃度になっていますから、自宅で安心して使用できます。

 

 

脇坂 長興

この記事の監修

脇坂 長興(わきさか ながおき)

医学博士、日本形成外科学会専門医、麻酔科標榜医、医療法人翠奏会脇坂クリニック大阪院長
聖マリアンナ医科大学卒業。同大学形成外科でskin rejuvenationを研究。医学的方法論よりも患者様自身にとって一番良い治療を提供することが形成外科医の使命であると考えている。

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