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ほんの少しでも気になる! 赤ら顔・顔の赤みへの対処法

気温の高い夏は特に気になる、肌の赤み。特に体調が優れないというわけでもないのに、頬だけが赤い……。そんなときはとても気になりますよね。

今回はスキンケアや生活習慣の見直しなどで緩和も期待できる、軽度な“肌の赤み”問題を中心に、その原因とケア法を紹介しましょう。

 

顔の赤みを引き起こす原因はたくさんあった!

意外にも顔の赤みを引き起こす原因はたくさんある様子。代表的な症状をあげてみました。

【ニキビ跡の赤みが残っているタイプ】の赤ら顔

顔の赤み

炎症を伴うニキビによって炎症部分の皮膚が赤くなり、さらにニキビの再発を繰り返すと炎症がなかなかおさまらず、赤みのある状態が続いてしまいます。

また、肌質によっても長期的に赤みが続く場合も。

【生まれつき】の赤ら顔タイプ

色白肌に多い、生まれつき頬がほんのりと赤いタイプ。残念ながらスキンケアなどで解消するのは難しいものの、年齢とともに赤みが薄くなることもあるといわれています。

【表皮の菲薄化(ひはくか)】の影響による赤み

加齢に伴って真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減り、肌の弾力のモトが少なくなると表皮自体が薄くなり、結果として毛細血管が透けて見え、顔の赤みに。また、若い人でも洗顔やピーリングのし過ぎ、ゴシゴシ洗いなどの間違ったスキンケアで菲薄化を引き起こしてしまう恐れが。肌の乾燥も菲薄化につながるといわれています。

【刺激】により、赤ら顔になってしまうケースも

たたく、こするなどの物理的刺激によって毛細血管が開き、赤ら顔になってしまうタイプの赤ら顔。

赤みを引き起こす皮膚疾患その1:【脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)】

脂漏性皮膚炎とは小鼻の周りや額、眉間、髪の生え際といった皮脂の分泌が多い部位に起こる皮膚炎。その原因は完全には解明されていないものの、カビの1種である常在菌「マラセチア」の増殖が直接的な原因といわれています。脂漏性皮膚炎はその名の通り皮膚の炎症を伴うため、顔の赤みの原因に。改善策としては、ビタミンC誘導体が配合されている化粧水を使う、ビタミンCのイオン導入をするなどのケアが一般的。

赤みを引き起こす皮膚疾患その2:原因不明で治療法が確立されていない【酒さ(しゅさ)】

顔の赤み

顔の中心に紅斑などの症状が生じ、ほてり感などを伴う体質的な病気が、酒さ。発症は中高年以降に多いとされます。まるでお酒を飲んでいるかのように見える赤みが特徴。対処法としては、皮膚科での薬物治療が基本。美容皮膚科ではレーザー治療やフォトフェイシャルなどもおこなわれます。ただし、酒さの増悪因子は激しい温度差や紫外線、刺激物、アルコール、化粧品など多岐にわたるため、日常生活における心がけも大切。

さまざまな原因でなってしまう赤ら顔ですが、多くの場合共通しているのが、【毛細血管が拡張することから、顔が常に赤くなってしまっている状態】であるといいます。この現象が、「毛細血管拡張症」といわれるもの。正常な状態でも、寒暖の差が激しいなどの【温度差】や人前に出ると赤面してしまうといった【緊張】、さらに【飲酒】などによって毛細血管は拡張し、肌が赤くなりますが、拡張した状態が元に戻らなくなった状態は治療が必要に。

※どのケースでも、症状が気になる場合は専門医に相談しましょう

 

今すぐ実践できる! 一般的な赤ら顔のケア&予防法

赤ら顔の原因のひとつである皮膚疾患「酒さ」の増悪因子として挙げたものと共通するものも多々ありますが、健康的な日常生活を送ることは赤み予防の強力な味方に。

食生活を見直す

顔の赤み

抹消血管を拡張する作用のあるアルコールや刺激の強い香辛料を摂り過ぎると、血流がうっ血しやすくなり、顔の赤みが目立つ原因に。なるべく過剰摂取を避けましょう。タバコやカフェインなどの嗜好品も控えめに。また、皮脂の分泌を活発にする脂肪や糖分の多い食べ物も摂り過ぎないようにしましょう。逆に、過剰な皮脂の分泌を抑えてくれるビタミンB群やビタミンCを積極的に摂取するのも◎。

肌に刺激を与えないスキンケアを

ゴシゴシ洗いは禁物。また、必要以上に皮脂を取り過ぎないことも大切。また、保湿ケアをしっかりおこなうことで、ふっくらとした若々しい肌をキープすることも可能。角質層の水分不足を引き起こさないようにしましょう。

覚えておきたい! 他にもできる、こんなこと

顔の赤み

気づいていないだけで、実は赤ら顔対策には効果的な生活習慣もあるみたい。
意識を変えるだけで症状が早く治まることも!

  • メイクアイテムを駆使し、手っ取り早く“赤みを消す”
  • 紫外線対策をしっかりおこない、肌のダメージを防ぐ
  • 肌が敏感なときのスキンケアでは低刺激のアイテムを使う
  • 十分に睡眠を取る
  • 自律神経を整える(極度の緊張やストレスが続き、交感神経が働き続けることで、血管が拡張したままに。多忙でも、自分なりのストレスケアを心がける)

など。

もともと、真皮層には毛細血管が密集していて、特に顔には集中しているといいます。そのため顔が赤くなりやすいのは、ある程度しかたのないこと。また、皮膚の最上部である表皮が薄いと毛細血管が透けてしまうので、赤ら顔を完全に防ぐことは年齢を重ねるにつれ、難しくなりそうですね。ただし、どの赤ら顔のタイプでも、【寒暖差の刺激に注意】するなど、予防策の基本を徹底することで赤みの悪化を防ぐことはできるかもしれません。赤ら顔に悩んでいる人は今日から実践してみてください!

(文・大津礼保奈)

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