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食べ物への執着心を断ち切る。“やせる脳”を作る3つの生活習慣

食べ物への執着心を断ち切る。“やせる脳”を作る3つの生活習慣

症状

やめられない・止まらない!過食に走る原因は“セロトニン不足”だった!?

「一度食べ始めると食欲が止まらない」、「甘いものが大好きでやめられない」、「生理前になると過食に走ってしまう」。それは、脳内物質である“セロトニン”不足が原因かもしれません。

セロトニンは、“安らぎホルモン”、“ハッピーホルモン”などとも呼ばれ、精神を安定させたり、過度な食欲を抑えたりするなど、ダイエットにも関係する働きをもっています。このセロトニンが脳内で不足すると、食欲が増進し、いくら食べても満足しない状態になり、ブレーキが効かなくなってしまうのです。

原因

食欲をコントロールしている「セロトニン」が減ってしまう理由とは?

1 ストレス

ストレスによってセロトニンは消費されます。“ストレス食い”はセロトニンと関係しているのです。

 

2 日光不足

昼夜逆転の生活をしている人や室内で過ごす時間が多い人は要注意。 緯度が高く日照時間の短い国の中には、「冬期うつ」と呼ばれる季節性感情障害が多く見られることがあります。

 

3 偏食が過ぎる食生活

セロトニンの原料は、「トリプトファン」という必須アミノ酸。セロトニンを合成する時には、ビタミンB6、ナイアシン、マグネシウムも必要です。また、炭水化物はトリプトファンが脳内に取り込まれるのを助けます。 つまり栄養素が足りていないと、セロトニンが不足してしまいます。

 

4 女性ホルモンのバランス

生理前に過食気味になる女性が多いのは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が低下することと関係しています。エストロゲンの低下とセロトニンの低下は連動しているため、生理前の時期はセロトニンが不足しやすくなります。

放っておくと?

セロトニン不足は、太るだけでなく、抑うつ症状を引き起こすことも

脳内物質のセロトニンが減ると、食欲にブレーキが効かなくなるだけでなく、やる気や集中力が低下したり、イライラや寝つきが悪くなるなどの抑うつ症状を引き起こすこともあります。また、年齢とともに、脳にいい生活を意識しないとセロトニン分泌は徐々に低下します。

対策

“ストレス食い”にブレーキ! すぐできる3つの対策でセロトニンUP

「セロトニン」を増やす、効果的な対策は次の3つ。日常に取り入れて、これまでの太る脳から “やせる脳”に変えていきましょう。セロトニン増加とともに、ストレス解消や精神を安定させる効果も期待できます。

 

対策1 リズム運動をする

セロトニンを増やすには、一定のリズムで同じ動作を繰り返す「リズム運動」が効果的。

歩く、走る、自転車に乗る、窓を拭くなどをリズミカルに15~20分行います。ヨガや深呼吸フラダンスなども、セロトニンの活性化に役立つとされています。ながらではなく、リズム運動していることに集中してやるとより効果的です。

 

対策2 太陽の光を浴びる

朝日を浴びるとセロトニン神経が活性化します。

毎朝、起きたらすぐにカーテンを開けて日光を浴びましょう。起床から30分間がポイントです!!

 

対策3 たんぱく質を含んだバランスがいい食事は必須

バランスのとれた食生活がセロトニンを増やす基本。

セロトニンの原料となるトリプトファンは、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、たんぱく質を多く含む食物に含まれています。そのほか合成に必要なビタミンB6(カツオやマグロ、サンマなどに豊富に含まれる)、ナイアシン(たらこ、カツオ、マグロなどの青魚)もたくさん摂りましょう。また、最近注目されているビタミンD(魚介類に多く含まれる)は、冬期うつの予防に役立ちます。

 

ストレス解消=甘い物と考えがちですが、甘い物ではセロトニンは増えません。逆に甘い物でハッピー感が味わえると脳が錯覚をして、食べ出したら止まらない状態になってしまうので危険。たまのご褒美はOKとしても習慣化させないことが、ダイエットにも脳のためにもいいのです。

 

 

 

この記事の監修
姫野友美(ひめの ともみ)

【略歴】
ひめのともみクリニック院長。医学博士、心療内科医。東京医科歯科大学卒業。クリニックでは多くのビジネスマン、ビジネスウーマンの診療とカウンセリングを行っている。テレビ番組のコメンテーターとしてもお馴染み。著作『心療内科に行く前に食事を変えなさい』『女はなぜ突然怒り出すのか?』『成功する人は缶コーヒーを飲まない』『心のクセを変えるコツ』など多数。http://himeno-clinic.com

 

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