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取引先の人の名前が一向に覚えられない…

1.症状

相手の名前を呼ぶ前に必ず名刺をチラ見してしまう今日この頃…

以前は人の名前をすぐに覚えられたのに、いつからか覚えられなくなった。携帯を変えて半年たったのに、新しい電話番号が未だに覚えられない。そんな自覚症状が出てきたら、脳の働きが衰え始めてきたエイジングサインかも。

 

2.原因

情報は増えるのに、記憶力は低下する

人の記憶力は、20代をピークに、歳をとる毎に低下していきます。例えば、子供の頃はスポンジが水を吸収するように日常の動作や言葉を覚えていき、学生の頃は勉強や趣味などから色々なことを覚えていきます。しかし、一定の歳になると、誰でも脳の記憶する働きが低くなります。加齢に伴って、脳機能の低下に反比例する様に、社会人として複雑な情報の記憶が要求される様になり、一度に処理出来なくなる事で簡単なこと(名前等)を覚えられなくなります。

ただし、物覚えだけでなく物忘れもひどくなってきたり、頭痛や吐き気、手足のしびれ等の症状がある時は、脳に重大な疾患(軽い脳梗塞など)を患っている可能性もあります。

 

3.対策

朝1杯の卵かけ納豆ごはんが、人生を変える!?

私たちが生きるために使うエネルギーのうち、約20%は脳を働かせるために利用されています。しかし、寝ている間にエネルギーは使いつくされ、朝起きた時には脳のエネルギーは空っぽ状態。そこで重要になるのが朝ごはん。脳のエネルギー源となるブドウ糖をしっかりと摂りましょう。ブドウ糖はパンやご飯にも含まれていますが、オススメはなんといっても卵かけ納豆ごはん!卵、納豆、白米には、脳のエネルギーになるブドウ糖の他、記憶力の向上や認知症の予防などに効果のある『レシチン』という成分がたっぷり入っているからです。

最近物覚えが悪くなってきたな、と思ったら、朝から卵かけ納豆ごはんを食べて、スポンジの様な吸収力のある脳を目指しましょう!取引先の人の名前だけでなく、趣味や好きな食べ物など、ちょっとした情報をインプットしておけば、話が広がって商談がうまくいく、なんてことも!?

ただし、ちょっとしたもの忘れ以外の変化(頭痛・吐き気・しびれ)もある場合は、老化だと軽く考えずに専門医に相談することをおすすめします。

 

記憶力が悪くなったからといって悲観しないこと

どんなに頑張っても、脳のファイルに記憶をしまい込むための空き容量は歳とともに減ってきます。しかし、膨大な記憶ファイルを結ぶネットワークを作ることがその人にとって一番大事なことなのです。
脳のネットワークを豊かにするためには、毎日考えながら暮らすことが大切です。

 

 

川上 正也

この記事の監修

川上 正也

北里大学医学部名誉教授・日本細菌学会名誉会員・日本分子生物学会会員・元日本学術会議微生物研究連絡委員会(幹事)・元日本医師会生命倫理懇談会委員・元厚生省遺伝子治療に関する特別委員会委員・元国際微生物学連合日本代表連絡委員。

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