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「寝不足?」と聞かれることが増えた

1.症状

昨日はちゃんと寝たはずなのに、「寝不足?」と聞かれた。十分に休養をとっているのに、目の下のクマが消えてくれない。コンシーラーでカバーしようとしても上手くカバーできなくなってきた。

こんな症状が現れ始めたら、目元のエイジングサインです。

2.原因

あなたのクマはどのタイプ?

クマは大きく3種類のタイプに分けることができます。

 

[1] 青グマ : 血行不良によるもの

目のまわりは、目を動かすための血液が集中しています。目が疲れたりすると血液がよどんで、薄いまぶたの皮膚を通して透けて見えることがあります。これは「青グマ」とよばれるもので、一般的にクマとよばれるものは、これにあたります。青グマは血液のうっ滞なので、ひっぱってみると多少薄く見える、という特徴があります。

[2] 黒グマ : 脂肪のたるみによるもの

たるんだ脂肪が前に突き出し、影ができることで目の周辺が黒く見える症状で、「たるみクマ」ともよばれます。黒グマは、顔を上へ向けると目立たなくなります 。鏡を持ち、顔を天井へ向けてクマが薄くなるか試し、薄くなれば、それは黒グマと考えていいでしょう。

[3] 茶グマ : シミ・くすみによるもの

ごわついた角質がくすんだり、目の下にできたシミがつながってクマを作っているタイプです。目をこするくせがあったり、目元に湿疹ができやすい人に多くみられます。茶グマは、ひっぱっても上を向いても薄くなりませんし、また、寝不足で濃くなるということもありません。

 

 

3.放っておくと…

黒グマと茶グマにご用心!

血行を改善することで比較的簡単に薄くなる青グマに対して、黒グマや茶グマは一度症状が現れるとなかなか治りません。放っておくとどんどんクマが濃くなってしまうので注意が必要です。

 

 

4.対策

タイプ別ケアをご紹介!

[1] 青グマ:
コラーゲンを増やすお手入れで、皮膚の厚みを増しましょう。また、冷たいものを控え適度に運動をして血行不良を改善しましょう。血行を悪くするタバコは論外です。血行改善には、シャワーですませず毎日湯船につかるとか、顔を温めたり冷やしたりを繰り返すことも効果的。また、青グマはコンシーラーで上手にカバーすると目立たなくなります。あまりに気になる時は、メイクで隠してしまいましょう。

[2] 黒グマ:
黒グマの対策方法はたるみの悪化を防ぐこと。コラーゲンを増やすためのマッサージが効果的です。むくみ体質の人は、冷たい飲み物や塩分を控えましょう。黒グマは、なかなか改善しにくいものですが、どうしても直ぐにくまをとりたい場合は、美容外科で目の下のたるみとり手術やヒアルロン酸注入を受けることもできます。


[3] 茶グマ:

茶グマの原因であるシミは、メラニン色素なので、ふつうのシミと同様のお手入れをしていきます。厚くなった角質( 角質肥厚 ) には、ピーリングがよいといわれています。その際、最も大切なのは、目の周りをこすらないこと。間違ったマッサージも色素沈着の原因になりますので、正しいマッサージ方法を守るようにしましょう。
また、かゆみがある場合は、皮膚科に相談することをおすすめします。

 

 

 

脇坂 長興

この記事の監修

脇坂 長興(わきさか ながおき)

医学博士、日本形成外科学会専門医、麻酔科標榜医、脇坂クリニック大阪院長脇坂ウィメンズヘルスクリニック大阪院長
聖マリアンナ医科大学卒業。同大学形成外科でskin rejuvenationを研究。医学的方法論よりも患者様自身にとって一番良い治療を提供することが形成外科医の使命であると考えている。

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