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心臓の違和感の正体は? 違和感の感じ方で原因が違う?

心臓や胸部に違和感があると、「何か病気が潜んでいるのでは?」と精神的ストレスを感じてしまいますよね。
心臓や胸部に感じる違和感にもさまざまな種類がありますが、その感じ方によって原因が異なる可能性があります。自分の感じる違和感が、どのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう。

 

 

あなたか感じる心臓の違和感はどのタイプ?

心臓に生じる違和感がどのような症状かによって、想定される原因をまとめてみました。

●もやもやする
心臓や胸部が「もやもやする」と感じる場合は、ストレス等による自律神経の乱れが原因の可能性があります。

●息苦しい
心臓や胸部に「息苦しさ」を感じるときは、体内の酸素が不足している可能性があります。
特に体を激しく動かしたわけでもないのに息苦しいと感じる場合は、貧血や精神的ストレスが原因のこともあります。ストレス強くなるとが実際には酸素が不足していないのに、呼吸中枢のある延髄にて酸素が不足していると錯覚してしまっているケースがあります。また、心臓・肺の疾患が潜んでいる危険性もあるので注意しましょう。

●どくんどくん、トクトク、ドキドキ
ストレス等が原因で心臓が強く動いていることによって、違和感が生じている可能性があります。

●ポコポコ 
心臓や胸部に「ポコポコ」という違和感がある場合は、消化器系の不調が想定されます。

●チクチク
「チクチク」とピンポイントで痛みや違和感がある場合は、肋間神経痛などの可能性があります。肋間神経痛は、肋間神経に何らかの原因で障害が発生することで起こる突発性の痛みです。

「締め付けられる」ような違和感には要注意!

心臓や胸部が締め付けられるように感じる場合は、狭心症の可能性があります。

<<狭心症とは>>
私たちの心臓をポンプのように動かしているのが、冠のような形をした「冠動脈」と呼ばれる血管です。
この冠動脈の血管壁に、コレステロールが蓄積されて動脈硬化が起こると、血管の内側が狭くなって血流が悪くなり、心臓を動かす血液が不足してしまいます。
この状態を心筋虚血と呼びますが、心筋虚血状態になると心臓が危険信号を発信します。この危険信号が心臓や胸部の締め付け感や圧迫感で、狭心痛と呼ばれる症状です。すぐに循環器科を受診しましょう。

<<スパズムによる狭心症>>
動脈硬化ではなく、冠動脈のスパズムによって心筋虚血が起こるケースもあります。
スパズムとは血管がれん縮することで血液の流れが悪くなり、運動などをせずに安静にしていても締め付け感や息苦しさを感じることです。
自律神経障害によって発生することが多く、特に女性の更年期に生じやすいといわれています。スパズムによる狭心症は命にかかわる可能性もあるので、循環器科を受診しましょう。

心臓の違和感は寒い季節に発生しやすい?

寒い時期は気温の低い外から急に暖かい室内へ入ると、急激な温度変化によって血管が収縮しやすくなるため、心臓の違和感を覚えやすくなります。夏でも急に冷房の効いた室内に入れば、同様に違和感が生じることがあるかもしれません。

また、シーズンを問わず、気圧の変化によって自律神経が乱れて違和感を覚えることもあるでしょう。女性の場合は、生理前などホルモンバランスが乱れているときに心臓や胸部に違和感が生じることもあります。

普段からできる心臓の違和感の対策は?

自律神経の乱れによる心臓や胸部の違和感が起こっている場合は、適度な運動、質の良い睡眠、そしてバランスの良い食事を摂ることで自律神経を整えるように心がけましょう。
そして喫煙している方は禁煙をお勧めします。ストレスが原因の場合は、リフレッシュの時間を適度に設けたりストレスの原因を除去したりすることで、ストレスの少ない生活を送りましょう。

心臓や肺の疾患や不整脈が心配な人は、循環器科を受診しても良いかもしれません。違和感の原因がストレスである場合は、心療内科科や精神科で治療を行うケースもあります。

心臓の違和感を感じたら、まずは深呼吸

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仕事中に心臓や胸部に違和感があった場合は、交感神経が活発になっていることが多いので、まずはゆっくり深呼吸してリラックスしましょう。無理をせず、一度仕事を中断してもよいかもしれません。

デスクワークの人は、リラックスするために仕事の合間に席を立って数分歩いてみましょう。一時間毎にチョコチョコ歩く時間を設けると、仕事もはかどると思いますので是非試してみてください。

知久 正明

この記事の監修

知久 正明(ちく・まさあき)

メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック 院長・医学博士
病気になる前に治すという『未病』を理念に掲げていきます。循環器内科分野では心臓病だけでなく血管病まで診られる最新の医療機器を備えたバスキュラーラボで、『病気より患者さんを診る』を基本として診療しています。

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