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“鼻洗浄”で快適呼吸のススメ。風邪ウィルスやアレルギー物質をすっきりオフ!

“鼻洗浄”で快適呼吸のススメ。風邪ウィルスやアレルギー物質をすっきりオフ!

花粉症をはじめとするアレルギー性鼻炎の不快症状に悩む方が多い中、さまざまなケアアイテムが発売されるなど、近年改めて注目されている鼻洗浄(鼻うがい)。

「痛そうな気がする」「何となくこわい」、そんな風に思っている方でも意外と手軽におこなえ、これからの季節の風邪予防にもメリット大の鼻洗浄の基本をご紹介。

まずはおさらい。鼻洗浄(鼻うがい)とは?

まずはおさらい。鼻洗浄(鼻うがい)とは?

鼻から専用の洗浄液や生理食塩水を入れ、鼻の内部にある異物を取り除く方法。
【鼻から入れて鼻から出す】、あるいは【鼻から入れて口から出す】のが基本。

<鼻洗浄のメリットって?>

鼻洗浄は、鼻の粘膜についた鼻水や汚れ、風邪のウィルスなどを取り除くのに効果的といわれています。
また、鼻腔内にとどまっていた異物(花粉や雑菌、ハウスダストなど)が洗い流されることで、鼻の中が清潔に保たれ、気分すっきり&呼吸も快適に!

<鼻洗浄を始めるとき、用意するものは?>

まずはおさらい。鼻洗浄(鼻うがい)とは?

まず、水道水をそのまま使うのはNG! 鼻がツーンと痛くなる原因だけでなく、水道水に含まれる塩素や微量な細菌が刺激になる可能性も。
必ず、【体液に近い成分に調整された洗浄液】を用意しておこなうこと。

手軽なのは、市販されている鼻洗浄専用の洗浄液&洗浄器具を使うこと。
鼻に注ぎやすい形状の容器と専用洗浄液がセットになったものや、ノズルからミスト状の洗浄液が噴射されるタイプなどがあり、鼻の穴に直接洗浄液を流し込むだけで鼻洗浄ができます。

粘膜への刺激が少ない液になっているため、鼻にしみたり痛みを感じることがなく、適量を入れられるという利点も。記載されている使用法を守っておこなうのが鉄則。

また、自分で生理食塩水をつくることもできます。
生理食塩水は、濃度0.9%の食塩水のこと。
体液(細胞外液)と浸透圧がほぼ同じなので、からだに負担が少ないといわれます。
塩を水1リットルに対して9g、500mlに対して小さじ1程度(4.5~5g)を溶かせば、簡単につくれます。
水道水を使う場合は、一度沸騰させてから冷ましたものを使いましょう。温度はぬるま湯が基本。 なお、衛生面を考慮し、つくり置きはせず、その都度使いきることも大切。

鼻洗浄は、こんな手順でおこないます

鼻洗浄は、こんな手順でおこないます

基本は、使う液&ツールに関わらず同じ。

・片方の鼻の穴から【ゆっくり】洗浄液を流し込む、または吸い込みます。
※「あー」などと声を出しながらおこなうと、鼻の奥まで液が行き渡りやすい。

・その後、鼻または口から出します。
慣れてきたら液を喉の方に流して口から出すと、しっかり洗えます。

・洗浄後、【軽く】鼻をかみます。
このとき、鼻に水が残ることもありますが、強く鼻をかまないようにします(残っている水が耳管などに入り込んでしまう恐れあり)。

鼻も洗い過ぎにはご注意を

鼻も洗い過ぎにはご注意を

洗顔のし過ぎで肌が乾燥するように、鼻も粘膜が敏感なため洗い過ぎはNG(洗い過ぎにより、バリア機能が損なわれることも)。
頻度も起床時や帰宅時など、1日に1~2回程度にとどめたほうが良いといわれます。
手洗い・喉のうがいと一緒におこなうなど、鼻洗浄を習慣にするのも手。

目と比べると鼻は異物が入りにくい構造になっているとはいえ、花粉や雑菌などの小さなものは呼吸と一緒に入り込んでしまうもの。

風邪予防や花粉症対策だけでなく、掃除などでほこりを吸い込んでしまったときにも、鼻うがいが役立ちます。不快な鼻のムズムズがなくなれば、気分爽快、呼吸もずいぶん楽に感じます。
何だかすっきりしないときに試してみてはいかが?

(文・大津礼保奈)

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