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加齢臭が気になる!

1.症状

自分が臭いのか?

最近、満員電車に乗るのに気が引ける、自分の枕が臭い……かも?と、自分のニオイについて気になりだしたら、それは加齢臭が出始めているサインかもしれません。

加齢臭は「ロウソク」や「古い本」「青チーズ」に似ているといわれます。

 

2.原因

実はキツイ 女性の加齢臭!?

加齢臭の原因になっている物質のひとつに「ノネナール」という成分があります。ノネナールは、「不飽和脂肪酸」が酸化分解されることで発生します。体内にコレステロールや中性脂肪といった脂質が増えると、不飽和脂肪酸の酸化分解が促進されるため、運動不足で脂質を好む中高年で特に「加齢臭」が出やすくなります。また、たばこも加齢臭を悪化させる原因のひとつであるといわれています。

青臭さと脂臭さを併せ持ったこの臭いに性差はなく、40歳前後になると女性にも加齢臭は現れてきます。特に、閉経後の女性では、男性よりもノネナールの生産量が多いという報告もあります。

 

3.放っておくと…

鼻は慣れてしまう?

人の鼻は、同じ臭いをかいでいると慣れるという習性があります。自分から加齢臭がでていても気付かない人が多いのもそのためです。加齢臭かな?というエイジングサインを感じても放置しておくと、臭いは強くなり、自分では知らないうちに周りの人から「オヤジ臭い」とささやかれているなんてことも!?

 

4.対策

ニオイ対策には「和食」がおススメ!

 

もともと日本人は体臭が少ない民族として知られてきました。この理由のひとつに、和食のもつ特性があげられます。

和食は、低脂肪高繊維質で、加齢臭の原因とされるコレステロールや中性脂肪が少ないのです。また、食物繊維を多く含み、便秘を改善してくれるため、腸内で老廃物が発酵して悪臭を発生するのを防いでくれる働きもあります。

体臭が気になり始めたら、食生活の中心を和食にスイッチして、余分なものを溜め込まない体をつくりましょう。

 

清潔第一を心がけよう

皮膚表面の汚れや過多な脂肪分は、石鹸などで洗い落とし、清潔な状態を保つようにしましょう。汗をかく暑い夏などにはこまめに下着を変えて、常在菌が繁殖するのを防ぐことも大切です。汗を直接吸収する木綿の下着を着たほうが、肌に直接ワイシャツを着るより、臭いを軽減できるでしょう。

 

井上 肇

この記事の監修

井上 肇(いのうえ はじめ)

聖マリアンナ医科大学 特任教授
星薬科大学薬学部卒、同大学院薬学研究科修了。聖マリアンナ医科大学・形成外科学教室内幹細胞再生医学(アンファー寄附)講座 特任教授及び講座代表。幹細胞を用いた再生医療研究、毛髪再生研究、食育からの生活習慣病の予防医学的研究、アンチエイジング研究を展開している。

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