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大豆の恵みで育む、豊かで美しい髪

先日、発酵食取材のため、味噌づくりを体験いたしました。

その時、指導してくださったお味噌屋さんのご主人が、面白いお話をしてくださって。昔は、大豆の煮汁で髪を洗っていたのだとか。大豆に含まれているサポニンには、天然の界面活性作用があり、頭皮や髪の脂汚れが落とせるそうです。だから、大豆の煮汁をかき混ぜると、軽く泡立つのですね。

 


さらに、汚れを落とすだけでなく、ツヤのあるしなやかな髪に仕上がるとか。大豆に含まれている大豆イソフラボンには、女性ホルモンと似たような作用が。昔の人は、大豆の煮汁で頭皮を洗いながら、豊かな髪を育んでいたのかもしれません。先人の知恵って侮れないわぁ~、と感心しきり!

最近では、男性だけでなく、女性も薄毛に悩む方が多いご様子。だからでしょうか? 大豆成分を使ったシャンプーが多く出揃っているようです。中でも注目を集めているのが『豆乳発酵液』。水溶性の豆乳を発酵することで、油溶性になるため、頭皮にもなじみやすい処方になっているのです。

また、大豆イソフラボンは、主に胚芽部分に凝縮されていること、ご存じですか? 大豆の中でも、たった2%しかない胚芽。そこに含まれている大豆イソフラボンは、他の部分の10倍もあるとか。その希少な胚芽をリッチに使った豆乳発酵液のシャンプーとコンディショナーは、使い続けることで、豊かで美しい髪を育んでくれるのです。

日本人が昔から使っていた、大豆の恵みを活かした頭皮と髪のエイジングケア。先人の知恵を、毎日気軽に使用できるのは、女性にとってうれしいですね。

 

 

取材・文/美容ジャーナリスト 藤田麻弥

 

【プロフィール】

女性誌や会員誌、Webにて、美容と健康に関する記事を執筆。化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンスのある情報を伝えるため、日本抗加齢医学会や日本香粧品学会を始め、多くの学会やセミナーを聴講。自身もアンチエイジングに関するセミナーの企画・コーディネートを務める。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研パブリッシング)がある。

【最近のハマリもの!】
京都で体験したお香づくり。さまざまな香原料の中で、私の心を捕らえたのが “安息香” 。タイ・インドネシアに産するエゴノキ科の安息香樹の樹脂なのです。ふんわりとした甘い香りに、心がホッと落ち着きました。

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