1. からだエイジングTOP
  2. からだのお悩み
  3. その他の記事一覧
  4. 星のや京都を体験

星のや京都を体験

星のや京都を体験

年齢を重ねるごとに、仕事でも家庭でも責任が重くなってくるものです。がんばり続けていると、心と身体がちょっと息切れしてしまうような感覚に陥ることも……。そのように、がんばっている大人たちの心身を調整する、禅の考えに基づいた1泊2日の滞在プログラム『水辺の好日』があると聞き、体験取材してきました。

 

場所は、日本文化そのものといえる京都。その中でも、和のラグジュアリーを体感できる憧れのリゾート『星のや 京都』へと向かいました。

星のや京都を体験

 

渡月橋で有名な嵐山は、高層建築物のない京都らしい景観を残す場所のひとつ。この渡月から舟に乗り、嵐峡の雄大な景観を眺めながら川を遡ること10分、目の前に星のや 京都が現れます。この下界と隔たった非日常への誘いにより、日頃の雑念が頭の中からフワ~っと消え去っていきました。

星のや京都を体験星のや京都を体験

お部屋からは川のせせらぎが聞こえ、窓から見える風景も1枚の絵画のよう。ここに泊っているだけでも、日頃の疲れが溶け出しそうです。しばしお部屋で休憩した後、鍼灸とマッサージの施術を受けに、別のお部屋へと移動。事前に問診表に答えを書いて提出するので、当日は各自の体質に合わせた施術が受けられます。鍼は極細で、痛みなど感じないほど。マッサージとの相乗効果で、施術の後は脚のむくみも取れてスッキリ!

 

星のや京都を体験星のや京都を体験星のや京都を体験

プログラムの進行は、滞在ごとに違うのかもしれませんが、私はその後、茶室にてお抹茶と和菓子をいただきました。

次のプログラムは、オリジナルのお香づくり。こちらも事前に、香りの好みを伝えてあったので、ベースとなるブレンド香がすでにつくられていました。これを基に、いろんな香りを調合し、自分だけのお香がつくれるのです。それを、可愛らしい布袋に入れて完成。ホッコリとした和の香りは、高ぶった心をスーっと鎮静させてくれるようで、今でもストレスを感じたときに、クンクンと嗅いでいます(笑)。

星のや京都を体験星のや京都を体験

星のや京都を体験星のや京都を体験

お夕食は、野菜を中心とした特別薬膳のコース。出汁をたっぷり効かせた野菜は、素材の旨みをより際立たせて、繊細な日本料理の神髄を味わえます。さすが京都!

就寝前には、よい眠星のや京都を体験星のや京都を体験星のや京都を体験りへと導く体操をし、身体に合わせて調合された薬茶をいただきました。そして、体質別の漢方入浴剤をお風呂に入れて浸かると、トロトロ感はMAXに。その後、深い眠りについたのは、いうまでもありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

星のや京都を体験星のや京都を体験

翌朝は日の出前に起き、重要文化財である大徳寺の瑞峯院(ずいほういん)にて、朝のお勤めに参加(妙心寺の場合もあります)。星のや 京都の車で送迎してもらえるのでラクラクです。お坊様と一緒に読経をしているうち、無の境地になり、頭がスコーンっと空っぽになる不思議感覚。深みのある京文化を体験できるのも『水辺の好日』ならでは。

星のや京都を体験星のや京都を体験
お勤めが終わったら、茶室にてご住職様がお茶を淹れてくださり、しばし歓談。印象に残ったのは「“知らない”ということを、恥じてはいけない」というお言葉。年齢を重ねるごとに“知らない”ということを恥じて隠したがる。それが、自分自身を苦しめることになるのだ、と。耳が痛いお言葉でした。自分の知らないことは、若い人にも教えを乞う。この気持ちがあれば、職場など、人間関係の風通しがよくなるのかもしれませんね。

 

星のや京都を体験

お寺さんでのお勤めが終わり、宿に帰ってくると、もうお腹はペコペコ。お部屋でいただく特製朝鍋朝食の美味しいこと美味しいこと!

星のや京都を体験プログラムの最後は、薬茶をいただきながら、中医学による体質傾向データを受け取り、説明してもらいました。食事や運動・行動などの改善案が書かれていて、日常生活に応用できるのも嬉しいですね。

1泊2日という短い滞在でしたが、京都を思いっきり堪能し、心と身体がすごくラクになったと実感しました。私が訪れたときは新緑の季節でしたが、今は紅葉が見事なのでしょう。疲れたら、心身のエイジングケアをするため、また訪れたいと思っております。

星のや京都を体験

星野リゾート 星のや京都
『水辺の好日』は、木・土・日曜日の1泊2日で開催。お申し込みは宿泊の2週間前まで。

藤田麻弥

取材・文/美容ジャーナリスト 藤田麻弥

 

【プロフィール】
女性誌や会員誌、Webにて、美容と健康に関する記事を執筆。化粧品のマーケティングや開発のアドバイス、広告のコピーも手がける。エビデンスのある情報を伝えるため、日本抗加齢医学会や日本香粧品学会を始め、多くの学会やセミナーを聴講。自身もアンチエイジングに関するセミナーの企画・コーディネートを務める。著書に『すぐわかる! 今日からできる! 美肌スキンケア』(学研パブリッシング)がある。

【最近のハマリもの!】
肌も夏疲れのせいか、パウダリーファンデがうまくフィットしないことも……。そんなとき、下地の後にフェイスパウダーをのせています。その上からパウダリーファンデを塗ると、スルスル~っと密着し、驚くほどスベスベの仕上がりに!

この記事が気に入ったらシェアしよう!

【公式】薄毛・AGA治療 | AGAクリニックならDクリニック

よくある質問

CLOSE